
2022.03.8
HIPHOPへの愛と街の声を
言葉でなく彫刻で掘る
-MetaFlower-
東京発気鋭HIPHOPクルーLSBOYZの一員として、BESやERAといったシーンのレジェンド達ともコラボを果たし、今街で話題のMetaFlowerさん。そんなラッパーとしての姿は知っているかも知れないけど、今回は彫刻家としての一面を紹介したい。Bushmind,9incyといったスキルフルなDJをテーマにした作品から、Ice Cubeの「Fire Water 」(=大量消費に異議を称えた曲)を落とし込んだ壁画まで、MetaFlowerさんは、ラッパーならではの視点&社会派なメッセージを込め作品をメイク。その中でも注目して頂きたい作中の人物像、実はこれ本誌でもお馴染みのラッパーDUSTY HUSKYを表現した彫刻で、2018年にリリースされたアルバム『WHY NOT』のジャケにも採用!一見すると、街中で見かけるお偉いさんの銅像?を連想させるクラシックな装い。だけど、あえてそれをHIPHOPアーティストに擬え、作品を制作するのは、ラッパーらしい自由で独創的な発想がないとできない気もする。彫刻&ラップ、異なるフィールドを繋げ、アートが持つ可能性を1+1=∞で表現するMetaFlowerさんのこれからに目が離せない。
Title:『Say Something』
アトリエ
都会の喧騒から離れた、荒川区の一角にあるアトリエへ訪問。所狭しと並ぶ作業道具は、作品のフォーマットを問わず、幅広い作品を制作する本人ならではの光景なのかも知れない。




- Photo_Ryo Sato
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