![『CMWC2023』<br> メッセンジャー達の生き様が宿る<br> 1年に1度のチャリの祭典へ!](https://ollie-magazine.com/admin/wp-content/uploads/2023/10/IMG_8812-1.jpg)
FASHIONSKATE2023.10.24
『CMWC2023』
メッセンジャー達の生き様が宿る
1年に1度のチャリの祭典へ!
ワールドカップやオリンピック、身近なところで言えばスケボー&BMXを含むエクストリームスポーツの世界大会=X GAMESなど、世界中にはありとあらゆる大会があって、たとえその競技を知らなくても、それぞれが好きなことを追求し汗水流す姿はやっぱりいつ見てもカッコいい!今回ご紹介するCMWC(Cycle Messenger World cup)もまさにその内の一つで、気になるレース内容は街中で速達便を運ぶ役割として知られているメッセンジャーが、その仕事スキルを競うために作られた世界大会。そして大会期間中には、CMWC以外にもメッセンジャーにまつわるイベントが各地で行われ、世界中のチャリ好きにとってお祭りのようなシーズンがやってくるというのだ。そんな楽しそうな大会が、なんと今回は横浜にて開催されるとの情報を聞きつけ、Ollieでは〈SHIMANO〉サポートのもと会場レポートを敢行!MANNERS KNOWSのディレクターMarcoさんと、普段からツーリングを共にし、尚且つカルチャーにも造詣の深いモデルのMIUさんをレポーターにご招待し、メッセンジャーから広がる自転車のディープなカルチャーを掘り下げていく。
ジャンルや国境も飛び越えて
世界中のライダーが横浜に
去る9月20日(水)から6日間にわたって、横浜の各所と時にはそれ以外で開催されたCMWCは、皆が想像するような単なるスポーツ大会ではない。それもそのはず、今大会には約40カ国&200都市に存在するという膨大な数のメッセンジャーや、自転車カルチャーの中でも畑の違うサイクリスト、そして業界関係者が集結し、ジャンルや国境を越えた全員参加型のイベントが繰り広げられるのだ。そしてもう一つの特徴として言えるのは、自転車だけに留まらずスケートやアパレル、音楽から食に渡るまで、自転車カルチャーから広がる無限大の交流がこの場で行われるという所。兎に角、まずは大盛況で幕を閉じたCMWCの雰囲気を少しでも感じていただく為、当日の会場の様子をご覧いただこう。
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CMWCから学ぶ
カルチャーの醍醐味
今回の大会を通して1番の見所となっていたのは、メッセンジャー達の最速を決めるデリバリーレース(荷物をピックしそれを所定の場所=チェックポイントまで届ける速さを競う実践型のレース)。前回大会のチャンピオンであるチカッパさんや海外の優勝経験者が多く参加したレースは終始デッドヒートを繰り広げ、最後の最後まで勝敗を予想できない展開となっていた。そして、その勝敗を決めるのがスピードや体力だけでなく、いかに効率よくチェックポイントを回るかという頭脳戦である所もオーディエンスが大会を楽しむポイントの一つ。特にチェックポイント付近では、騒然とした雰囲気が会場を包んでいた。残念ながら、日本人ライダーの二連覇とはならなかったけれど、勝敗関係なしに世界中のライダー達がお互いを讃えあう姿からは、メッセンジャーならではの強い繋がりを目にすることができた。それは今大会を通して感じたことでもあって、スケートやHIPHOPと同じように、日々街中で助け合いながら全力で自転車を楽しむマインドはまさにカルチャーの醍醐味そのもの。そう、CMWCが僕達に教えてくれるのは、自転車のかっこよさだけではない。カルチャーを永続的に続けていくことの大切さや、そこから広がるコミュニティを大事にすること。上げればキリがなきけれど、本当に好きだからこそこれだけ多くの人が大会に集まり、あらゆるコミュニティーを越えた繋がりが毎年のように生まれていくのだろう。そしてまた今年も、新たな世代へと自転車のカルチャーが受け継がれていく。
Special Movie Of CMWC 2023
街中で、特にコンクリート上で自転車を走らせるメッセンジャーやライダー達にとって、欠かせることができないのがヘルメット。日本ではまだあまり馴染みがないけれど、海外ではファッションとしても親しまれており、街中でも多くの人がヘルメットを着用しているのだ。そして、その種類も数えきれない程存在し、まさに自転車のパーツ選びと同じように拘りたいヘルメット選びは、種類や形がさまざまなLAZERがオススメ!軽量で尚且つスタイリッシュなデザインはファッションにも併せやすいから、少し大袈裟かもしれないけどキャップ的な感覚で被れちゃうのがポイント。まずは、どんなものがあるか実際に見て頂きたいので、下記リンク先よりそのラインナップをチェックしてみよう!
- Photograph _ Hideaki Nagata
- Videograph_Kei Douguchi
- Reporter_Marco, Miu
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