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セオリーを超えたDIYなカスタムは<br>チャリが人の生活に寄り添うために<br>– WOOD VILLAGE CYCLES –

セオリーを超えたDIYなカスタムは
チャリが人の生活に寄り添うために
– WOOD VILLAGE CYCLES –

昔ながらの八百屋さんに地元の人が集まる光景や、商店街に昭和のレトロな看板がそのまま残る、渋谷区幡ヶ谷。下町風情あふれるエリアに自転車工房&ショップの<WOOD VILLAGE CYCLES(以下WVC)>があって、オーナーの木村さんが作るのは、ある意味そんな街の景色に溶け込むような自転車だ。いわゆるコンプリート車(完成車)を売っているのではなく、お客さんと相談しながら、その人の好みと生活に寄り添うカスタムでメイク。例えばスケーターのお客さんには、安定してデッキを持ち運べるように、横幅が広くて高さが低いカゴを取り付けたり、買い物で自転車を使う主婦の方には、たくさんモノが入る&畑で見かけるような野菜を入れる用のコンテナをつけてあげたり。現行のパーツ、ヴィンテージのパーツ、時には自転車のパーツ以外も使うセオリー無視のカスタムで、乗る人の顔が見えてくるような自転車づくりが最大の魅力だ。そこには「洋服と同じ感覚で、自転車にも愛情を注いで少しでも長く乗り続けて欲しい」という木村さんのアツい想いが込められていて、「カスタムって高いんじゃないの?」と思うかもしれないけど、約8万円からオーダーが可能。美容院のUNDER THE SUNのスタッフや、古着屋Shelly’sのオーナーといったチャリ好きもチェックしているし、ぜひここで一生モノの相棒を見つけてみてはいかがだろうか?

– WOOD VILLAGE CYCLES’s WORK –

木村さんがカスタムでメイクした自転車を厳選して3点ご紹介。単にカスタムと言っても使用するパーツやこだわるポイントは様々で、オーダーの際の参考にしてみて欲しい。

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    「お客さんからのオーダー品なのですが、大人としての上品さを残しながら、ヤンチャっぽさを表現しました。ハンドルがワイドなので安定感があって、どちらかと言えば、短距離を快適な乗り心地でまったり乗りたい方向けの作りですね」。(オーダー品)
    ¥140,000(参考価格)

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    「フレームがGTというアメリカのマウンテンバイクのブランドなんですけど、このブランドの自転車がすごい好きで、オークションで買いました。これは確か91年か93年のフレームで、塗装が最初は濃いオレンジ色だったんですけど経年変化で落ちていって、このグラデーションが綺麗で気に入っています」。(木村さん私物)

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    「これもGTのフレームで20年近く前のものです。フロントフォーク(前輪を支えるフレーム)も結構古くて、購入した時は中がボロボロだったんですけど、パーツ(樹脂)がフランスでしか売ってなくて取り寄せました(笑)。前後にサスペンションがついていて吸収性があるのと、単純に見た目がかっこいいですね」。(木村さん私物)

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  • Photograph_Yoko Tagawa

WOOD VILLAGE CYCLES

HP:wvcycles.theshop.jp
Instagram:@woodvillagecycles

WOOD VILLAGE CYCLES

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