FASHIONINTERVIEWMUSICSKATE2026.05.25
愛知のシーンを象徴するフェスで
広がり続けるスケシューの雄
-AH1 & DC Shoes-
日本のみならずアジア諸国のラッパーたちも一堂に集結する、日本最大級のHIPHOPフェス『AH1』。GW真っ只中の5月3日に開催されたこのフェスの舞台となったのは、日本のHIPHOPシーンにおいて切っても切り離せない存在である愛知県。TOKONA-Xから続くDNAを、次世代へと繋ぎ続ける重要なイベントである。そんなフェスに毎年参加しているのが〈DC Shoes〉だ。1994年にアメリカで生まれたブランドであり、スケートシーンを中心に、横乗りカルチャーを足元から支えてきた。シーンの中で伝染し続ける両者を起点に、オーディエンスや出演者など、さまざまな視点からレポートしていく。



スケートとダンス
グラフィティで身体を揺らす
HIPHOPカルチャーにおいて忘れてはいけないのは、ラッパーとDJだけがHIPHOPではないということ。グラフィティやダンスといったエレメントも欠かせない。『AH1』の会場にはライブステージだけでなく、見上げるほど高い5mのバートや、その日に出会ったダンサーたちが自由にサイファーできるフロアも用意されており、音楽以外のカルチャースポットも充実。実際に思い思いの交流が、ステージ外のそこかしこで生まれていた。フェスは単に音楽を楽しむだけの場所ではなく、ストリートカルチャーがこれからも発展していくための“現場”であることを、改めて実感させてくれた。
実感することで広がる
クールでクールなシューズ
〈DC Shoes〉には多くのライダーが所属しており、『AH1』でも多数のライダーがエキシビションに参加。スケートをルーツに、音楽やファッションなど多様なストリートカルチャーと交差しながら、その存在感を発揮している。今回のイベントでは、2005年にリリースされ、無数の通気孔などが配された“フェス向きすぎる”涼しい一足「AT-2」シリーズを中心に、来場者に履いてもらった。さらに、この日MCとして会場を盛り上げたUZI、悪天候の中でも観客を沸かせたYvngboi PとSOCKSにも着用していただき、ストリートカルチャーへの思いについてショートインタビューも敢行。不安定ながらも心地良い初夏の空気のなか、〈DC Shoes〉を楽しむ人々の姿にも注目してほしい。
Interview Question
今やHIPHOPは、SNSでの口コミやYouTube、サブスクを通して、誰もが簡単に触れられる時代になったと思います。アーティスト側も、プロップスを得るきっかけが多様化してきました。その一方で、イベントやクラブ、ストリートといった“現場”で得られるプロップスには、ほかには代えられない価値があると思っています。そうした現場で活動することについて、どんな意味を感じていますか?

- Text&Photo _ Ataro Dojun
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