
OTHER2021.06.11
セオリーを超えたDIYなカスタムは
チャリが人の生活に寄り添うために
– WOOD VILLAGE CYCLES –
昔ながらの八百屋さんに地元の人が集まる光景や、商店街に昭和のレトロな看板がそのまま残る、渋谷区幡ヶ谷。下町風情あふれるエリアに自転車工房&ショップの<WOOD VILLAGE CYCLES(以下WVC)>があって、オーナーの木村さんが作るのは、ある意味そんな街の景色に溶け込むような自転車だ。いわゆるコンプリート車(完成車)を売っているのではなく、お客さんと相談しながら、その人の好みと生活に寄り添うカスタムでメイク。例えばスケーターのお客さんには、安定してデッキを持ち運べるように、横幅が広くて高さが低いカゴを取り付けたり、買い物で自転車を使う主婦の方には、たくさんモノが入る&畑で見かけるような野菜を入れる用のコンテナをつけてあげたり。現行のパーツ、ヴィンテージのパーツ、時には自転車のパーツ以外も使うセオリー無視のカスタムで、乗る人の顔が見えてくるような自転車づくりが最大の魅力だ。そこには「洋服と同じ感覚で、自転車にも愛情を注いで少しでも長く乗り続けて欲しい」という木村さんのアツい想いが込められていて、「カスタムって高いんじゃないの?」と思うかもしれないけど、約8万円からオーダーが可能。美容院のUNDER THE SUNのスタッフや、古着屋Shelly’sのオーナーといったチャリ好きもチェックしているし、ぜひここで一生モノの相棒を見つけてみてはいかがだろうか?
– WOOD VILLAGE CYCLES’s WORK –
木村さんがカスタムでメイクした自転車を厳選して3点ご紹介。単にカスタムと言っても使用するパーツやこだわるポイントは様々で、オーダーの際の参考にしてみて欲しい。
- Photograph_Yoko Tagawa
WOOD VILLAGE CYCLES
HP:wvcycles.theshop.jp
Instagram:@woodvillagecycles

RECOMMENDED FOR YOU
-
– YOUTH OF TODAY –
多様な価値観を貪欲にインプットし
ストリートを邁進する19歳のリアル
Vol.02
Sofuto2020.06.6
-
豪華ゲストを迎え
オープン18周年をお祝い
– Club Camelot –2023.12.9
-
価値の本質を問いかける
アメリカンドリームな世界を
– KOTA OKUDA –2020.12.18
-
100%スケーターが描く
反骨心から生まれるアート
Steve Olson2023.08.25
-
NUMBER (N)INEが映える
3人3色のスタイルと場所で
– vol.2 MUGIHO –2020.09.25
-
外に行きたくなる本
NO.05 Chaos Fishing Club2020.11.10
-
プロスケーター池田大亮の
プライドと遊び心を腕元に
– WIRED WW –2020.07.10
-
チルタイムとMarshall
Vol.03
– Meirin –2020.12.18
-
手に、耳にしたレコードの
ジャケットから広がる世界を
NO.02
ISSUGI2020.05.30
-
股旅
volume 7 後編
from 藤沢市江ノ島2023.12.25