2020. July
Let’s Talking about T-shirt
Tシャツを語ろう。
外へ出かけてみると、街を行き交うのは(自分も含めて)誰が誰やらわからないマスク人間だらけという、なんとも奇妙な世界となってしまった昨今。だからこそ…というわけではないけれど、いつの時代もストリートで個を主張するのは必然的にTシャツだ。大好きなアーティストのTシャツ、尊敬する先輩からもらったTシャツ、世間に伝えたいメッセージが込められたTシャツ、傍から見たらただの無地Tだけどホロ苦い思い出が詰まったTシャツ…。1枚のTシャツには、作り手はもちろん、それを買った人や受け継いだ人など、あらゆるストーリーが存在する。みんなは、そんな“語れるTシャツ”を何枚持っていますか?
#T-shirt1_STORY
この記事を読んでくれているアナタにも、必ず一枚は“捨てられないTシャツ”があると思う。友達が手刷りで作ってくれたものだったり、シルエットや素材にこだわりがあるものや、音楽を好きになったキッカケのものだったり。それに、Tシャツって着れば着るほど自分だけの思い出が積み重なって、より愛着が湧く気がする。だからここでは、世代もジャンルもバラバラな10人に、その人だけの物語とスタイルを映しだす、捨てられないTシャツの話が聞きたい。
#T-shirt2_SHOP
極上のTシャツを手に入れる
ファッションアイテムの中でも一番気軽に買えるTシャツは、どこで買うかを考えたらもっと楽しい。例えば古着屋でノスタルジックな時代に触れ、レコード屋のTシャツを見て新しい音と出会い、物販で憧れのアーティストからマーチを直接買うこともできる。買い物の目的は“物欲”を満たすだけじゃないはずだから、そこにしかない体験を求めて、気になるあのショップへ遊びに行こう!
#T-shirt3_DIY
スペシャルな1枚を
シルクスクリーンや染めやステンシルなど、ハンドメイド=DIYでメイクされるTシャツに、2つとして同じものは存在しない。ちょっとしたインクのカスレに人の温かさを感じたり、着るほどに味わい深くなるTシャツの魅力は、大量生産とは全く違うベクトルのハナシ。なにより、一枚一枚自らの手でメイクするモノづくりはインディペンデントなスタイルそのものだ。本企画では“シルクスクリーン”と“タイダイ染め”の2つを厳選してご紹介。スペシャルな一枚が生まれる背景から、作り手のスタイルとプライドを感じて欲しい。
#T-shirt4_BRAND
ブランドのルーツをそばに
ここ最近は特に目まぐるしいスピードでトレンドやニュースが消費され、他人の意見やよく知りもしない情報に踊らされて、自分を見失ってしまいそうになる事も少なくない。そんな状況だからこそ、一旦スマホを置いて時代に左右されないものを見つめ直してみてはどうだろう?9つのブランドがメイクする最新のTシャツから、いつまで経っても色あせる事のない、ブランドのルーツと今を感じて。